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2026/03/11 17:04



毎年1月に入ったら確定申告の準備からはじまり2月に申告、食品責任者講習(オンライン)を受講するという流れで、気付くと3月…時の流れの早いこと早いこと。


今年はPRIVATE STOCKも9年目。


「原点回帰」をキーワードにラインナップや出店体制を少し弄ろうかと思ってます。

もともと”PRIVATE STOCK”という屋号は、自身の秘蔵のコーヒーを分け与えるように丁寧に販売するというコンセプトから来ているんですよ。

なので、今年は商品ラインナップも秘蔵と言える程度にレアでマニアックなものに絞っていきたいなぁという思いがあります。


とまぁ、そこからのゲイシャ2連チャンですよwww



しかも原価の高い、中米産トップオブトップグレード!

コーヒー豆の相場が前代未聞レベルで高騰してますけど、そんなのキニシナーイ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

なんかもうコーヒー価格が振り切りすぎて、ちょっとやけっぱちになってる面もあるっちゃあるんですが(^_^;)

今回はそんなゲイシャ2種についての解説です。



┃そもそもゲイシャとは何なのか



“ゲイシャ”というのは、コーヒー豆の品種です。


ゲイシャの起源については長くなるので割愛しますが、いちコーヒー豆の品種がここまで有名になったのは2004年の品評会(ベストオブパナマ)でしょうね。


今では有名となったエスメラルダ農園がゲイシャ種のコーヒーを出品して華々しく優勝を飾り、その後も4年連続で優勝するという偉業を成し遂げました。


そのゲイシャ種が世界各地で栽培されるようになって今に至ります。


とはいえ、ゲイシャ種って病気に弱く、樹一本あたりの収穫量も非常に少ないので希少性が段違い

それでいて高品質の美味しいコーヒーですので当然需要も段違い


需要と供給が全然釣り合ってないので、もうお値段のほうがえらいこっちゃなワケです。

コーヒー1杯で数千円…なんて珍しくもありません。


以前からウチでも扱ってきたコロンビア産はゲイシャのなかでも比較的安めですが、それでも他の品種より圧倒的に高価です。

今回のコスタリカとかグアテマラみたいな中米産のものになると、さらにグンとお値段が上がります。

中米のなかでもパナマ産となるともう一段高くなり、件のエスメラルダ農園産はもはやただの飲み物とは思えない価格になります( ´Д`)y━・~~


ゲイシャの味覚的特徴としては、ジャスミンのような華やかなアロマと柑橘系(これはウォッシュド精製が多いからかもしれませんが)とかグリーンアップル、アールグレイティーのような爽やかなフレーバーに仕上がることが多いですね。

舌触りがシルキーで透明感のある飲み口…といった感じが、どのゲイシャにも共通する要素かと思います。

ちなみにナチュラル精製のものに関しては出物が非常に少ないので、ワタシも飲んだことすらありません。



┃今回発売した2種のゲイシャ


今回発売したのはグアテマラ産コスタリカ産のゲイシャ2種で、ともにトップオブトップグレードとなってます。

”トップオブトップ”という格付けは大手の生豆卸業者さんでの称号に過ぎないんですが、スペシャルティコーヒーの中では最高級グレードに位置します。

一流のQグレーダーによる味覚評価(SCAJ・COE方式)で88点以上を獲得した豆なので、カップオブエクセレンス上位入賞豆と同じくらいの品質ということになります。


両方ともウォッシュド精製なので、ベースとなる味覚的な特徴は先に挙げたとおりです。

ただ、同じゲイシャでもやはり農園ごとの差は多少ありますので、飲み比べてその僅かな差を確かめてみるもよし、これから紹介する内容を参考に選んでいただいても良いと思います。


◇グアテマラ/ラ・フロリダ農園・ゲイシャ


華やかな香りが強く、透明感のある口当たりとシロップのような甘さが特徴ですね。

フルーティーさはさほど感じないので個性は薄い印象ですが、研ぎ澄まされた玄人好みのコーヒーといったところでしょうか。

上品で高貴なゲイシャというイメージですね。



◇コスタリカ/サン・イシドロ・ラブラドール農園・ゲイシャ


こちらは華やかさこそ少し抑えめながら、果実感がプラスされたような印象受けますね。

柑橘とかアールグレイ、あとわずかにライチのような複雑な風味と爽やかさを感じます。

一般的なゲイシャの印象に近いのはこっちですね。

酸味はこちらの方がわずかに弱い気がしますが、焙煎や熟成のブレ、飲む際の温度変化で覆る程度の差だと思います。



両者ともフレーバーにクセはなく、万人に好まれる非常に飲みやすいコーヒーです。

純粋にコーヒーの高貴さを突き詰めたようなコーヒーですので、アナエロのような独自性からくる高級感を求めると肩透かしをくらうかもしれません。


酸味に関しては、一応どちらも浅煎り(シナモンロースト)なので、それなりに酸味はあります。

とはいえ当店では直火式の焙煎機で焙煎していることもあって、同じ浅煎りであってもスペシャルティコーヒー専門店のなかでは酸味が優しいほうだと思います。

他店がレモン並みの酸味なら、ウチはオレンジ程度の酸味といった具合ですかね。

コーヒー屋がこんなこと言うのもナンですけど、スペシャルティコーヒー専門店によくある酸味が前面にくる感じは実はワタシもあまり好きじゃないんです…。

とはいえ、酸味がないと間が抜けたような味わいになってしまうので、果物のようなフレッシュさを感じつつも、あくまでコーヒーの美味しさを支える酸味というのを意識して焙煎度を設定してます。

強すぎる酸味は苦手だけど、酸味自体は嫌いじゃない、という方はぜひ当店のコーヒーを試していただければ幸いです!



┃価格について


実は今回の2商品は仕入れ価格にちょっとだけ差があるんですが、価格の違いであまり先入観を持ってもらいたくないので、今回は同じ価格で提供することにしました。

販売価格4,100円(200g)って聞くと



( ゚д゚) < 高すぎるわ!アホか!!




って思うかもしれませんが、実際は利益率をかなり削ってサービス価格で出してます。

商品紹介ページにも書いてますが、普通は50gとか100g程度で売られるような豆なので、200g単位の販売にしてしまうと一般のお客さんにドン引きされちゃうような価格になってしまうんですよ。

たぶん他店だと50gで1,500円前後の価格設定なんじゃないですかね?(そうなると200gで6,000円っていうね…)


ウチではオーダーをいただいてから焙煎している都合上、焙煎機が対応している最低量である200gは焼かないといけないんですよ。

カフェを併設したり実店舗を持ってるようなところなら、週に1回くらい焙煎して好きな量で小売りしていけばいいんですけど、オーダーごとの焙煎だとそうもいかないので、せめて割安に販売しようというワケです。

コーヒー豆価格が絶賛高騰中という前提であれば、ギリギリ手が出せないこともない価格に抑え込んでいるつもりなんですがどうですかね?

…まぁ、それ以上に食品価格が高騰しまくってて、コーヒーなんぞに食費を割けないってのはあると思いますけど(^◇^;)


というわけで、試しに最高級のゲイシャを飲んでみたいという方はもちろん、日常的にゲイシャを飲んでいる富豪の方も、よろしければ販売ページの方を覗いていってくださいね!

ではでは。


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