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2025/07/04 17:48

昭和の時代はブラックコーヒーっていうと不健康な飲み物の代表みたいな存在でしたけど、いつからか評価は180度変わって、いまでは健康飲料みたいな扱いになってますね。
そもそも古代ペルシャでも江戸時代でもコーヒーなんて薬として扱われてきたワケで、昭和の時代に限ってワケワカランこと言ってたんですよね( ´Д`)y━・~~
というわけで、今回はそんな数多あるコーヒーの健康効果についてまとめたいと思います。
「いま体に良いことしてる!」って思いながらコーヒー飲んでいただくとプラシーボ効果で効果倍増するかもしれませんしw
ちなみにミルクと砂糖たっぷり…みたいなコーヒーはマイナス効果(肥満とか糖尿病リスクとか)が大きいので、健康効果を考えるならブラック無糖で飲んでくださいね。
┃コーヒーは本当に健康に良いの?科学的に裏付けられた10の効果

ちゃんと論文などに書かれた比較的エビデンスレベルの高い健康効果をざっと並べますね。
1. 認知症・アルツハイマー病リスク低下
主な関与成分:カフェイン、ポリフェノール
2. パーキンソン病リスク低下
主な関与成分:カフェイン
3. 2型糖尿病リスク低下
主な関与成分:クロロゲン酸、カフェイン
4. 肝がん・肝硬変リスク低下
主な関与成分:カフェストール、カフェイン
5. 心血管疾患リスク低下
主な関与成分:ポリフェノール、カフェイン
6. 脳卒中リスク低下
主な関与成分:カフェイン、抗酸化物質
7. 抗酸化作用
主な関与成分:クロロゲン酸、メラノイジン
8. 抗炎症作用
主な関与成分:ポリフェノール
9. がん全般の死亡リスク低下
主な関与成分:複合要因(抗酸化・抗炎症・肝保護)
10. うつ症状リスク低下
主な関与成分:カフェイン
これらの他にも、まだエビデンスは弱いものの近年注目されつつある効果もあります。
・メタボリックシンドローム予防(肥満、脂質異常、インスリン抵抗性など)
・骨粗鬆症リスクへの影響
・腸内環境改善効果
・皮膚老化予防
ただ羅列しただけですけど、けっこう数ありますね(・_・;
こんなにイイコトずくめの飲み物って、逆になんだか胡散臭さがでてきちゃう不思議…。
┃知られざる落とし穴!?コーヒーに潜む健康リスク

というわけで、今度はコーヒーの健康リスクに触れていきたいと思います。
先ほどと同様に学術的エビデンスのあるものを羅列していきます!
1. 睡眠障害・不眠症
主な関与成分:カフェイン
2. 鉄分吸収阻害
主な関与成分:ポリフェノール(タンニン類など)
3. カルシウム吸収阻害/骨密度低下リスク
主な関与成分:カフェイン
4. 胃腸刺激による胃痛・胃酸過多
主な関与成分:カフェイン・クロロゲン酸
5. 妊娠中のリスク(流産、低出生体重)
主な関与成分:カフェイン
6. 頻脈・動機・血圧上昇
主な関与成分:カフェイン
7. 精神的不安・イライラ・焦燥感
主な関与成分:カフェイン
8. 低血糖時のインスリン感受性変化
主な関与成分:クロロゲン酸・カフェイン
健康リスクは……まぁ想定内というか、こんなもんかーってレベルですね。
ただ、鉄分やカルシウムの吸収阻害というのはちょっと意外かも。
胃酸過多にもなるということは「食後のコーヒー」というのは消化を助ける意味でも理にかなってそうですが、栄養成分の吸収阻害もあるなら一考の余地ありですね。
あと、旧ブログでも記事にしたことがありますが、低血糖時のインスリン感受性変化というのは、低血糖持ちのワタシとしてはものすごく納得できます。(コーヒー飲んで低血糖で発作を起こすまでがワンセットになってます)
妊娠中の方はカフェイン厳禁というわけではありませんが、やはりデカフェが安心です。
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というわけで、今回はコーヒーの健康効果についてまとめてみました。
言い忘れてましたが、薬も過ぎれば毒になりますので摂取量にはご注意を!
1日あたりの安全なカフェイン摂取量は一般的な成人なら400mg以下なので3〜4杯が目安。(コーヒー150mlあたりカフェイン90mg含)
妊婦さんはデカフェ推奨ですが、一応カフェイン量200mgまでなら安全らしいので1日1〜2杯までといったところでしょうか。
睡眠への影響なんかも考えると午前中から夕方くらいまでの摂取が良いかと思います。(デカフェなら夜の摂取もOK)
まぁ、健康目的だけでウチのコーヒーを飲もうって人はいないでしょうけど、丁寧にハンドピックして焙煎した美味しいコーヒーにプラスアルファで健康効果がついてくるって考えたらちょっとお得かなーなんて。
毎日1杯のコーヒーで健康習慣はじめてみませんか?
ではでは。