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2024/10/04 17:48



先日、ウチの奥さんが親戚の家に何泊かお世話になるというので、当店のコーヒー豆(挽き豆)をいくつか持たせたんですよ。



もちろんゲイシャも奮発しておきましたよ(`・ω・´)






ただ、そのお宅では(安価な?)コーヒーメーカーを使っていたらしいのですが、どうやら浅煎りのコーヒー豆には対応してなかったようでゲイシャに限っては薄っすいコーヒーしか抽出できなかったとか( ;´Д`)



浅煎りのコーヒー豆って、ちょっと前まであまり一般的ではなかったですから、中深煎りあたりを基準に画一的に抽出しちゃうコーヒーメーカーだとそういうことになっちゃうんですかね??



ゲイシャの味を誤解されては困る!((((;゚Д゚)))))))




ってことで、ウチの奥さんはソッコーでドリッパーとフィルターペーパーを買いに走ったそうな。(さすがコーヒー屋の嫁!)



まぁ、まともに淹れ直したところで親戚には「花臭ぇ!」って一蹴されたらしいですけど(言い方www)

それはさておき、ワタシとしてはちょっと複雑な気分でして…


今回はウチの奥さんがいたから本来のゲイシャの味ではないことを知らせることができたものの、もしいなかったら「ゲイシャの評価=薄っすいコーヒー」になってしまっていたワケですからね。


コーヒー抽出に明るくない人にとっては「未抽出」とか言ってもピンとこないのは当然の話。


過去に取引したお客さんのなかに、




( ゚д゚) < せっかく高い金払ったのになんだよこの薄っすいコーヒーはよぉ!





なんて思ってる人がいたとしたら、なんだか申し訳なく思ってしまいますね。


今回は挽き豆でしたけど、浅煎りのコーヒー豆ってけっこう硬いですし、抽出の難しさとかエージングの期間がある程度必要だったりとか、他の焙煎度の豆とくらべるとちょっと難易度高めなように思います。


個人的にお客さんに特別な知識を求めたくはないんですが、今回の件は浅煎りのコーヒー豆というのはそういった要素を孕んでいることを肝に命じた方がいいと思える出来事でした。

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