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2024/07/22 18:13



このところ物価高騰してますねー。

…だからというワケでもないんですが、比較的お求めやすい深煎りブレンドコーヒーを発売してみました。



"月のブレンド" というネーミングはウチのロゴマークから来てます。

対になる "太陽のブレンド" というのも作りたいと思ってはいるんですが、重すぎるワタシの腰はまだしばらく上がらなそうです( ´Д`)y━・~~


月のブレンドはどんなコーヒー?


"汎用性の高い深煎りブレンドを高品質かつお手頃価格で"

…というのがこのコーヒー豆のコンセプト。

すべてのブレンドをスペシャルティグレードの豆だけで構成すると高すぎるというのと、通年で入手しにくいというデメリットがあるので、半分はプレミアムグレード(コロンビア・スプレモ)の豆を使ってます。

残りの半分はスペシャルティグレードの豆を使ってます。特にスマトラ式のマンデリンなんかは品質の良し悪しがモロに出るので、高品質なスペシャルティグレードの強みがかなり出ていると思います。

味わいとしてはブラックでもミルクを入れても、アイスでもホットでも使える汎用性の高い味。良くも悪くも、「コーヒーらしいコーヒー」という極めてスタンダードな味わいです。

わかりやすく説明すると、コンビニコーヒーの高級版みたいな感じ( ´_ゝ`)

(チープすぎる表現で申し訳ない…)


しかし、あまりにも深煎りコーヒーとしてバランスがいいのができてしまったので、現在販売している他の深煎り豆の存在意義がなくなりつつあるというのが悩みどころ。マンデリンはともかく、グアテマラは焙煎度をもっと浅めにして再販売した方がいいかもしれんな。


オーダー焙煎の深煎りブレンドコーヒー


あと、この豆のもう一つのウリは注文ごとに焙煎してお届けするということ。

ブレンド豆のオーダー焙煎って、必然的にプレミックス(焙煎前に生豆の状態でブレンドすること)での焙煎になるんで、あんまりやってるお店を見かけないような気がします。

銘柄ごとに焙煎を微調整できないとか、ブレンドする銘柄に制限が出てくるとか、そもそも焙煎の難易度が高いってのもあって、それらのデメリットを考えると焙煎豆を混ぜあわせるアフターミックスという手法を取るのが一般的なんです(´-ω-`)

アフターミックスの場合、3種ブレンドなら銘柄ごとに別々に焙煎するので3回焙煎しないといけません。焙煎機には最低焙煎量というのが決まっているので、3回焙煎すればそれなりの量の焙煎豆ができてしまいます。

ゆえに毎日それなりに注文が入って、大量に焼いて捌けるならともかく、そうでない場合はそれなりに売れ残りが発生するわけで、必ずしも焼きたての豆が届くわけではありません。

まぁ、浅〜中煎りの豆なんかは焙煎直後はそれほど美味しくないので、それでも全然問題ないんですけどね(^_^;)


ただ、鮮度を重視するシーンももちろんあります。

例えば、カフェラテをはじめとするエスプレッソドリンクの類ですね。エスプレッソは豆自体の味わいの部分で鮮度が重要ですし、カフェラテでラテアートしたい場合なんかはクレマ(泡)の有無が重要だったりします。

そもそも深煎り豆は鮮度の劣化が早いので、焙煎からどのくらい日が経っているかはけっこう重要なんですよ。その点でフットワーク軽く焙煎できるプレミックスは利点だと個人的には思ってます。


お店でも使ってもらいたい


この豆を開発する最初のキッカケは、知り合いのキッチンカーでウチの豆を卸したいと言ってもらえたことなんですが、小さなカフェとか食事メインのお店で出すコーヒーのクオリティを上げたいとか、いろんな需要を賄えそうではあるなぁと(*・ω・)

それなりの量をお店等で使っていただける場合は卸売専用のクーポンコードも用意があります。

実際にウチで豆を買って飲んだうえで、ウチの豆を卸したいという方がもしいらっしゃったらご一報いただけると幸いです。

というわけで、まずはお試しで構わないので、ぜひ一度飲んでみてくださいね。
ではでは。



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