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2024/06/24 17:26
コーヒー用品って、毎日使うたびにちゃんと洗剤で洗っていても蓄積していく汚れってありますよね?
いわゆる「ステイン汚れ」ってヤツ。
あの茶色く染み付いて、擦ってもなかなか落ちない面倒臭いヤツです。
陶器であれば漂白剤につけおきしておけばいいんですが、あまり薬品に頼りたくない素材のものもあります。樹脂だとツヤがなくなってしまうなんてこともありますし、金属であっても変質してしまう可能性を考えるとちょっと躊躇してしまいますよね。
で、最近はやりのAI(ChatGPT)に相談してみたところ、そういった洗いにくい珈琲器具の洗い方を教えてくれたので試してみることにしました。
今回洗う器具はこちら
ひとつ目は銅製のカリタ台形ドリッパー。
銅メッキされた部分は特に汚れてないんですが、フィルターが触れるブリキの部分にステインがこびりついてます。色が濃くなった部分は影じゃないですからねww
ふたつ目は樹脂製のコーヒーサーバー。
材質は「飽和ポリエステル樹脂」というもので、「割れないコーヒーサーバー」という謳い文句のコーヒーサーバーです。ぱっと見、そんなに汚れてないようにもみえますが、うっすらと茶色がかってしまってツヤもなくなってしまったんですよね。
値段的にかなりお安いので買い替えてもいいんですが、キレイに洗浄してまだまだ使えるならエコじゃないですか!え?ケチ臭いですかね??
そして最後は愛用のコーヒーポット。ユキワのM5、材質はステンレスです。
これはコーヒーに直接触れることはないのでステイン汚れはついてません。なんとなーく長く使ってきてステンレスがくすんできたので、ついでに洗っとくかってノリです。
その一:水を含ませた重曹で擦り洗い
まずは重曹まみれにします。
重曹とひとくちに言っても医療用、食品用、掃除用とありますが、単純に純度が違うだけなんで一番安い掃除用でOKです。
水を少量振りかけて、重曹をペースト状に練っていきます。
ペースト状になった重曹をメラニンスポンジにつけて擦っていきます!
重曹は弱アルカリ性。軽い研磨効果もあるため、表面的な汚れを優しく取り除くのに最適ですね。
全体を十分に擦ったら水でしっかりと洗い流します。
あっさりキレイになってしまいました(^_^;)
このあと「その二」があるんですが、要らない気がしてきた。
その二:塩+レモン汁で擦り洗い
重曹+水と要領は同じです。全体に塩を振って、レモン汁で伸ばして擦り洗いといった感じです。
先ほどの重曹は弱アルカリ性でしたが、今回はレモン汁による酸性と塩による研磨効果を狙って磨き上げます。重曹は香りがなかったので擦るたびに金属っぽいニオイを感じましたが、レモン汁の方は柑橘の香りがして良いですね。
というか、汚れ自体は先ほどの重曹でほぼ落ちてしまったので、ぶっちゃけこちらの洗浄効果はよくわかりませんでした(-_-;)
AI(ChatGPT)によると、塩の研磨効果+レモン汁の酸性というのはけっこう強いらしく、頑固な汚れに向いているとのこと。両方組み合わせることでそれぞれの特性を最大限生かせるんだとか。
とりあえず、両方ともやってみた結果なんですが、、、
見違えるほどキレイになりました!
元がそーとー汚かったというのもあるんですけどね( ´Д`)y━・~~
参考になれば幸いです!
ではでは。
6/26追記:
濡れていた当初は気づかなかったんですが、乾くと樹脂製のコーヒーサーバーについては磨き傷がついて白濁してました(-_-;)
わかりやすく黒背景で撮影してます。
水に濡れると一時的に透明感は復活しますが、これでは洗い方としてオススメできないですね、、、
今回は一連して洗浄作業をしてしまったので、どの段階でここまでの擦り傷がついてしまったのかは精査できないんですが、ひとつ言えることはメラニンスポンジは傷が付きやすい固めの素材なので、できれば普通のスポンジや布でやった方が良かったかなぁと。
ドリッパーやコーヒーポットの方は乾いても特に問題は見受けられませんでしたが、飽和ポリエステル樹脂のコーヒー器具に関しては、まだまだ洗浄方法に研究が必要そうですね。