ようやくサイトリニューアルもひと段落ついたところですが、今度は価格のリニューアルです。

価 格 改 定

なんて遠回しな言い方してますが、要するに値上げです(~_~;)

シレッと値上げして知らん顔してても良かったんですが、お客さんに追及されても困るんで、理由について説明しておこうかなと。

原価の値上げがハンパない

このところ各所で値上げが目につきますね。新型コロナや円安、原油高などなど、色々はさまざまでしょうけど、とにかく値上げラッシュです。

皆さんも日常生活で感じていると思いますが、いろいろなものの価格が上がっています。もちろん当店の原価にも影響してきています。

ここでいう「原価」というのは豆を焙煎するための光熱費はもちろん、コーヒー袋とか箱とかの梱包材、印刷費なんかも含みます。あと原材料でもある生豆もそうですね。

一回限りのスポット商品なら原価が価格に反映されているので問題ないんですが、無くなりそうになったら買い足して継続的に販売している豆というのもあります。そういった豆は最初の仕入値で計算された値段だったりします。

最近はアジア周辺でコーヒー需要が増えたというのもありますし、環境問題のあおりでコーヒー栽培に適した土地が減ってしまっていたり、新型コロナの影響でピッカー（熟したコーヒーチェリーを摘む労働者）が集まらなかったり、コンテナや船便の問題も起きてます。

世界的な需要増に対して供給が追いついていないような状況なので、このところ価格が上がり続けているわけです。それでも日本国内では良質なコーヒー生豆は争奪戦みたいな様相を呈しているのが恐ろしいところなんですけどね。

ゲイシャ種とかアナエロビックみたいな小ロットでしか作られていない生豆は特に顕著で、価格面だけでなく、そもそも良質で希少な豆というものが今後は入手しにくくなるかもしれません。

価格を再計算するということ

PRIVATE STOCKの立ち上げ当時は「経験が浅い自分のコーヒー豆に金を出してくれるなら利益なんて少なくたって構わない」くらいに思ってました。掛けられる手間ヒマは惜しみなく、でもできるだけお求め安い価格でという形でスタートしました。

まぁ、駆け出しの焙煎士にはありがちですね( ´Д`)y━･~~

ツイッターなんか見てるとタダで焙煎豆を配ってる人もいるくらいですからね。まぁ、趣味で配るにしても原価くらいは取った方がいいと思いますけど。

ウチの場合、売れば売るほどマイナスになる、、、みたいなことはさすがにないんですが、この4年でパッケージにお金掛けたり、同梱する印刷物なんかも増えたので、利益を圧迫しているのもたしかです。誰だ箔押しのシールとか発注したヤツは。

とまぁ、状況もだいぶ変わってしまったので一度値段を再計算してみようということですね。

(´Д` ) ＜で？いくら値上げすんの？

、、、って話になりますよね(^_^;)

モノによって値上げ幅が微妙に違うので、どの商品がいくら値上げしたのか詳しくはアナウンスしませんが、既存の商品については基本的に１商品あたり100円〜200円の値上げとなります。（平均だと123円の値上げです）

これまではコスパがちょっと良かったくらいに思っていただけると幸いです。

値上げしておきながら還元もします

値上げしておいてナンですが、条件付きで還元もしようかなと。

今回、オンラインショップのリニューアルでレビュー投稿ができるようになりました。さらにクーポンの発行もできるようになりました！･:*+.\(( °ω° ))/.:+

商品発送後に届くメールからレビューを書けるページに飛べますので、レビュー（評価だけでもOK）を投稿してもらえたら、次回以降に利用可能な200円クーポンをメールでお送りいたします。

取得したクーポンコードは次回購入時にカート画面で入力してくださいね。

クーポンコードは１つにつき１回だけ利用可能で、複数枚の同時使用はできない仕様となってます。ただし、注文のたびに再発行が可能です。

つまり、購入のたびにレビュー（もしくは評価）を入れてもらえれば、毎回200円OFFということになります。

まぁ、メタクソにマイナス評価入れられてもクーポン出さなきゃいけない、、、みたいな事態になったら、こっそりレビュー機能自体を無きものにしてしまう可能性はありますけどね( ´_ゝ`)ｽｰﾝ

まとめ

よその店に対してなら「原価が高騰してるなら値上げすればいいのに」とか思ってしまうんですが、いざ自分が値上げするとなると簡単には割り切れないものですね。

特にコーヒー豆なんて、珍しい豆なら金に糸目をつけないマニアならともかく、一般人からすれば所詮飲み物。

家計から出せる金額はそう多くないでしょうから、いくら「適正価格なんです！」って言ったところで高いモノは高いですからね。

せめて金額に見合った品質を感じていただけるように精進するのみです(´-ω-`)

ではでは。